クレジットカードによる無駄遣いを減らす方法を紹介します。
これは私の経験ですが、クレジットカード会社から送られてくるご利用のお知らせをスプシにコピーしているだけで、本当に無駄遣いが減ります。
まずは無駄な出費を発見する
貯金や資産を増やすにはどうすればいいのか。昨今投資が注目されていますが、一番簡単なのは無駄な出費をへらすことです。無駄出費を減らすには無駄な出費を発見することがポイントです。実は自分では気がついていない、あるいは薄々気がついているけど正確には把握していない無駄な出費が結構あると思います。
まずは出費を記録する
クレジットカードは実際にお金を使っている感覚が少ないのでついつい使ってしまいがちです。また定期的な自動支払もできるので、中には自分でも忘れている出費もあるかもしれません。
そんな出費に気付くには出費の記録をとることが効果的です。
メールをどこか1カ所に貼り付けるだけでいい
クレジットカード会社はクレジットカードが利用されるたびに利用のお知らせをカードの持ち主にメールしてくれます。
これは他人による不正利用を早期に発見するという意味でも重要ですが、このメールを一カ所に貼り付けて、ためて置くだけで、無駄な出費が結構見つかるものです。
これは、私自身が経験したことでもあります。
大事なのは続けること
無駄な出費の発見には最低でも1ヶ月、できれば半年から1年程度は記録を続けて欲しいです。サブスクの中には年に一度しか請求のないものもありますし、季節による出費の変動もあると思います。
続けるためのポイント
続かないことには理由があり、続けるためにはコツがあります。
なぜ続かないのか
クレジットカード会社は月に一度利用明細の更新をメールで知らせてくれます。ただし、このメールには具体的な内訳はない場合が多く、内訳を見るにはホームページにログインして確認する必要があることが多いです。パスワードの入力など結構面倒でもありますし、一ヶ月分の明細を精査するのもしんどいかと思います。一ヶ月に一度の作業は忙しさで後回しにしてしまったり、忘れてしまったりで案外続かないものです。
続けるコツ
月に一度の利用明細の確認よりも、カード利用の都度送られてくるメールを記録した方が実は長続きしやすいと思います。逆説的ではありますが、私の経験ではそうでした。記録といってもメールをコピーするだけならそれほど負担でもないですし、習慣になるとメールが待ち遠しくもなります。
スプシの活用(無料)
メールをコピーする先としてお勧めなのがスプシです。あるいは「エクセルをonedriveに保存する」でもいいと思います。重要なのはアクセスしやすいところに保存されていることです。
スプシとは?
スプシというのはグーグルが提供するWeb版のスプレッドシートです。グーグルのアカウントを持っていれば無料で利用できるグーグルアプリの1つです。
下の図のようにグーグルのトップページ右上の点が9個あるボタンからアクセスできます。
いつの間にかスプシが家計簿になっていた
最初はクレジットカードの利用メールを記録しているだけでも、十分に無駄遣いを減らす効果があると思いますが、記録の範囲を広げるとより効果が増すと思います。私は、気がついたらスプシで家計簿を付けていました。
スプシの勉強にもなる
繰り返しになりますが、メールを貼り付けるだけも十分効果はあると思いますが、出費の内訳を分類したり、項目ごとに集計するとより出費を把握しやすいですし、何より記録する楽しさが増します。
分類や集計にはスプシの関数機能を使うことになりますので、結果的に無駄な出費を減らすと同時にスプシの勉強にもなるので一石二鳥です。
私のスプシ家計簿を公開します
カード利用の記録から家計簿に発展した私のスプシをこちらで公開しています。
今では3年目に突入しているのですが、皆さんの参考になれば幸いです。
このスプシの家計簿見本についてはこちらのページで詳しく解説しているので、よろしければご覧下さい。